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はじめに
- はじめまして。Misionero株式会社 代表の竹内暁信と申します。
2024年7月、埼玉県さいたま市にて、南米専門の貿易会社を立ち上げました。
私たちの会社での主な事業は、現地農園と直接取引で仕入れる希少なコーヒーの輸入販売です。
今回お届けするのは、SCAスコア88点を獲得したペルー産ゲイシャコーヒー。
日本で私たちだけが取り扱いを許可された、年間300kg限定生産の希少性の高いコーヒー豆です。
このプロジェクトは、 私竹内が南米アマゾンで経験した原住民・インディアンとの共生生活から始まった、“人生の原点”でもあります。
※本ページにおいて、現在では「インディアン」という言葉の仕様には注意が必要とされていますが、彼らと生活をともにした経験から、敬意と親しみを込めて「インディアン」という表現を使用しております。 -
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EL ORIGENが届けるコーヒーとは
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- 私たちが扱うゲイシャは、エチオピア原産の高級品種で、「コーヒーの貴婦人」とも称されます。
香りはジャスミンやローズ、味わいはレーズンやピーチを思わせ、華やかな酸味と上品な余韻が特徴です。2種のラインナップをご紹介いたします。
2種ともにペルーカジャマルカ地方の家族農園で農薬不使用、手摘みで収穫された高品質で希少性の高いコーヒー豆です。 -
1|『La Lima(ラリマ)』ペルー カジャマルカ地方 ゲイシャ
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- SCAスコア:88点
標高1,700m
おすすめ飲み方:香柑橘系のケーキやフルーツタルトとの相性抜群。アイスコーヒーにしても美味しくお召し上がりいただけます。 -
2|『El Limon(エルリモン)』ペルー カジャマルカ地方 ゲイシャ
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- SCAスコア:88点
標高1,800m
おすすめの飲み方:チーズケーキや酸味のあるスイーツがおすすめ。ミルクを混ぜたカフェオレにして飲んでも美味しいです。 -
プロフェッショナルが認める品質
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国際コーヒー鑑定士「Qグレーダー」による焙煎
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- 日本で約300人しか持たない国際資格「Qグレーダー」をご夫婦で取得されている、さいたま市のKURIHARA COFFEE ROASTERSが焙煎を担当。豆ごとの特徴を最大限に活かした焙煎で、本来の味わいを引き出します。
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KURIHARA COFFEE ROASTERS 様からのコメント
- Misioneroさんが取り扱う豆は品質がすごくいいので、焙煎しやすいですね。質が良いのでどう焼いても美味しくなります(笑)
ただ、ゲイシャを扱っているので風味や香りが飛ばないように慎重にはなります。
創業したての会社で、ゲイシャを扱っているところは少ないですし、揃えている質がかなりいいですね。 -
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日本代表バリスタ 小野 光 様からのコメント
- 小野様は、Janpan Brewers Cup 2022で優勝され、日本代表として世界大会にも出場されている日本を代表するバリスタです。
とてもクリーンでジューシーなイメージがありました。
レモンやピーチなどのフレーバーを感じ、あとにはブラックティやレーズンのニュアンスも感じられ、派手さはなくとも、ホットコーヒーからアイスまで鮮やかな酸味が特徴の素晴らしいコーヒーです。
(※焙煎の煎り方により風味は多少変化します) -
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取引先企業を一部ご紹介
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コーヒー豆に秘められたストーリー
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美味しいコーヒーに秘められた想い
- 世の中のコーヒーは、なぜ苦いコーヒーが主流なのか知っていますか?
それは、大量生産の質の悪いコーヒー豆が世の中に多いからです。
質の悪い豆は石やゴミ、ガラス片などと共に大量に機械で収穫され、強い火力で一気に焙煎されていきます。その強い火力で焙煎されてできたコゲがコーヒーの苦味の一部となるため、世の中には深煎りで苦いコーヒー豆が多いのです。 - 私たちの取扱うコーヒーは、不純物のない完熟チェリーだけを、手作業で丁寧に選別。
一つひとつの工程に手間と時間をかけるからこそ、雑味のないクリーンな味と香りが生まれるのです。また、このコーヒー豆一粒に潜む物語があります。
各農園や農園主の思いや背景を感じ取ることで、口の中に広がるコーヒーは既に飲料を逸脱した深みが産まれるのです。 -
南米の原点・インディアンとの出会い
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- 私は21歳から世界放浪の旅を経て、最終的に南米に辿り着きました。
そこでインディアンたちと出会い、1年間の自給自足生活を共にしました。
インディアン村での生活は、電気やトイレはなく、アマゾン川で水浴びし、狩りをして食料を確保する日々。何もないように見えて、自然に寄り添い、助け合い、笑い合いながら生きる人たちの姿。そこには“豊かさや暖かさ”がありました。
一方で、彼らには厳しい現実もありました。
インディアンたちは法的に狩猟生活を認められる一方で、最低賃金以下で働くしかない現実。
さらに、南米全体を見渡せば、ボリビアやニカラグアなど、世帯年収が10万円以下の貧困世帯があることも知りました。この経験が、「貿易を通じて不平等をなくす」というMisionero株式会社の出発点となったのです。 -
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私たちのこれから(野望について)
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どのようにMisionero株式会社を発展させるのか?
- 南米を支援していくためには、想いだけが強くてもどうにもなりません。
Misionero株式会社では今後、コーヒーだけでなく、プロポリスやグルテンフリー食材など、南米の一次産業を活かした製品開発も進めていきます。
さらに、将来的には南米に自社拠点を構え、雇用やインフラ整備にも貢献することが目標です。
先進国にならずとも、南米の人々の年収を10万円から20万円、30万円へと引き上げていきたいのです。年収が上がることで、病院に行って治療ができる、学校で勉強が学べる。当たり前のことが当たり前にできる未来のために。 私たちは、南米の未来を変える貿易を本気で目指しています。 -
最後に | あなたの1杯が誰かの未来をつくる
- このプロジェクトは、コーヒーの購入を通じて南米支援に参加できます。
特別な香りと味わいを楽しむだけでなく、
その背景にあるストーリーに共感し、未来への希望を込めて応援していただけたら嬉しいです。私たちの挑戦はこれからも続きます。
私たちと一緒に「Gradation World(境界のない世界)」を実現する仲間になってください。 -