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代表理事のごあいさつ
- はじめまして。埼玉県野球協議会 代表理事の奥村剛(株式会社西武ライオンズ代表取締役社長)です。
埼玉には、プロから学生、地域のクラブまで、さまざまな世代が野球を楽しむ環境があります。
私自身、野球を通して、多くの子どもたちの笑顔や成長に触れてきました。
一方で、「野球に興味はあるけど、始めるきっかけがない」「肘や肩のケガが原因で野球を続けられなくなる」子どもも少なくありません。
「どうすれば、安心してプレーを続けられる環境をつくれるのか」その想いから、初心者向けイベントや、医療機関と連携した肘検診を始めました。
野球をはじめてみたいという子の背中をそっと押してあげること、野球を続けられる未来を守ること。
こうした取り組みを、より多くの子どもたちに届けるため、地域のみなさんと共に広げていきたいと考えています。 -
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初めてボールを投げた日の“わくわく”を、次の世代へ。
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- 埼玉県野球協議会では、「初心者向けの野球体験イベント」を開催しています。
走る、投げる、打つ、ただそれだけで胸が高鳴る、そんな“野球の入口”になる時間です。
初めてボールを握り、投げてみる、バットに当たった瞬間の「やった!」という笑顔、ただ走るだけで楽しくなる。
その「楽しい!」という気持ちが、野球を続ける原動力になります。
かつて野球に触れた経験のある方なら、キャッチボールがうまくいった日の誇らしさや、仲間と励まし合った時間を思い出す方も多いと思います。
野球は、技術だけでなく、挑戦する勇気・仲間を思う気持ち・続ける力 を育む“子どもの成長の場”でもあります。
プロ選手や地域ボランティアも参加し、グラウンドには世代を超えた温かいつながりが生まれています。
「野球ってこんなに楽しんだ!」そんな声を、もっとたくさんの子に届けていきたいと考えています。
⚾過去イベント実施例⚾
名称:埼玉baseballフェスタinベルーナドーム
対象:幼児~小学6年生までの野球未経験者
イベント内容:
〇ストラックアウト
〇キャッチボール
〇スピードガンコンテスト
〇ホームラン競争
〇サークルベースボール
〇ライオンズ野球体験教室
〇運動プログラム など -
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ケガを防ぎ、未来を守る「肘検診」
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- 成長期の肘や肩のケガは、見過ごしてしまうと将来の選手生命に影響することがあります。
だからこそ、「早期発見・早期対応」がとても重要です。
埼玉県野球協議会は医療機関と連携し、専門医による肘検診を県内各地で実施しています。
過去の検診では、一度の開催で約300名が受診し、8名が離断性骨軟骨炎(OCD)と診断され、早期治療につながりました。
「早く気づけて本当に良かった」そんな保護者の声は、この活動の大きな原動力です。
野球を続けたい子どもたちが、安心してプレーできるように、この検診を、これからも継続し、さらに多くの地域へ広げていきます。
⚾肘検診の実施例⚾
対象:野球スポーツ少年団所属の小学生
イベント内容:
〇医療スタッフの肘検診
〇怪我を防ぐストレッチ講座 -
- 🟧参加した子ども・保護者の声
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埼玉県野球協議会とは
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- 🔺プロ・アマ・学校・医療の枠を超えた幅広い団体で組織しています。
埼玉県野球協議会(Saitama Prefecture Baseball Association)は、県内の プロ・アマ・学校・指導者・医療機関 をつなぐ、“埼玉の野球を守るためのハブ”として設立されました。
埼玉には、少年野球、部活動、クラブチーム、女子野球、社会人、プロ野球まで、多様な野球環境がありますが、団体ごとに取り組みが分かれ、初心者支援やケガ予防支援について十分に目が届かないという課題がありました。
近年は子どもの運動環境の変化や野球人口の減少もあり、現場では一つの団体だけでは守りきれない課題が増えています。
例えば、初心者の入口づくりには多様な団体の協力が必要、ケガの未然防止には医療との連携が欠かせません。
地域全体で子どもを支えるサポート体制そのものが求められています。
そうした背景から、私たちは"みんなで野球を支えるための連携の場”をつくり、団体間の垣根を超えた取り組みを進めています。
加盟団体には、埼玉武蔵ヒートベアーズ、埼玉西武ライオンズをはじめ、高校野球連盟、少年野球団体、中体連、女子野球など、幅広い野球組織が加わっています。 -
- しかし、私たちの活動は特定のチームやカテゴリーのためではありません。
埼玉全体の野球文化を支え、未来へつなぐための取り組みです。
私たちの理念は、“子どもたちが安心して野球を続けられる環境を整えること”。
そのために、初心者体験、肘検診、指導者研修を軸に、2022年の設立以来、「支える野球」の文化を県内に広げ続けています。
今回のクラウドファンディングも、この理念を形にするための“オール埼玉での取り組み”です。
より多くの子どもが、安心して、長く野球を楽しめる環境をつくるために、ぜひみなさんと一緒に、この挑戦を進めていきたいと考えています。 -
クラウドファンディングにより新しい“つながり”のかたち
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- これまでの活動は、多くの方々の善意や寄付に支えられてきました。
おかげで、たくさんの子どもたちが安心して野球を続けられています。
そして今、私たちは「この取り組みを、もっと多くの方に知ってもらい、応援の輪を広げていきたい。」と考えております。
クラウドファンディングは、資金を集める手段であると同時に、≪この活動を知ってもらい、想いに共感してくださる方と出会うための“場”≫だと考えています。
「こういう活動があるなら、応援したいな」ーそう思っていただけたら、それが何よりの支えです。
子どもたちの未来を守るためのこの取り組みを、埼玉で暮らすみなさんと一緒に、少しずつ広げていけましたら幸いです。 -
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支援金の使いみち
- いただいたご支援は、すべて「子どもたちが安心して野球を続くられる環境づくり」に活用させていただきます。
🟧目標金額:120万円
① 無料肘検診の開催(2回開催分:合計60万円)
・第1回:2026年1月18日/所沢運動公園にて実施予定
・第2回:2026年中に開催を予定
② 初心者向け体験イベントの実施(2回開催分:合計40万円)
・第1回:2026年1月18日/所沢運動公園市で開催決定
・第2回:2026年中に開催を予定
③ 広報・その他諸費用等(20万円) -
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応援コメント
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最後に—この取り組みに込めた想い—
- 最後までご覧いただき、ありがとうございます。
野球は人を育てるスポーツです。
しかしその前に、“続けられる環境” がなければ、子どもたちの未来は途切れてしまいます。
はじめて野球に出会う入口をつくることも、ケガを未然に防ぎ安心して続けられる環境を整えることも、どちらも子どもたちの未来を支える大切な取り組みです。
これから野球をはじめる子も、今まさに野球に打ち込んでいる子も、誰もが安心して挑戦できる場所を守りたい。それが、私たち埼玉県野球協議会の願いです。
みなさまの応援は、新しく野球に出会う子どもたちの背中をそっと押し、また、ケガで野球をあきらめてしまう子を人でも減らす力になります。
埼玉の野球を未来につないでいくこの挑戦に、どうか皆さまもお力添えいただけますと幸いです。











