- ご覧いただきありがとうございます。大間野三社大神社 責任役員総代表の中村恒見ともうします。役員を代表して、みなさまにお願いいたします。
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大間野三社大神社について
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- 越谷市大間野町に鎮座する大間野三社大神社は、明治4(1871)年、稲荷神社に久伊豆神社と厳島神社を合祀(神社を合併し神様を一緒に祀(まつ)ること)し、天神社の境内に移した神社です。
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- この大間野三社大神社は、明治・大正・昭和前期と長い間、大間野の地域住民の「心のよりどころ」として大切に守られ、今でも私たちは親しみを込めて「三社様」(さんじゃさま)とよんでいます。子供のころは人々が集まり賑やかだった三社様も、戦後の高度経済成長によってもたらされた物質的な豊かさにより、人々の関心は失われ、現在では19名の役員が細々とお守りする状況となりました。このままでは、歴史ある三社様の存続が危うい状況です。
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- 「何とかして、もう一度、地域の人たちが集まる三社様にしたい」という思いは、十年以上前からずっと持っていましたが、大きな問題がありました。それは建物の老朽化です。
お参りする場所である拝殿は昭和27(1952)年に改修されてからおよそ70年が経ち、瓦が痛み雨漏りする状況になっています。また、社務所はおそよ100年が経過し、基礎は傾き地面からの湿気によってカビが多く、とても人々が集まることができない状況でした。 - そこで、令和3(2021)年の合祀150年を機に、「三社様を未来に」を合言葉として、地域のみなさんとともに、社務所を新築し、続けて拝殿の改修を行おうと計画していました。
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- ※画像はイメージです。
- しかし、社務所の新築は出来上がったものの、近年の物価高騰などの影響により、拝殿の改修を実現するためには資金面であと一歩という状況です。この現状を打開すべく、そして、大間野三社大神社とその歴史、さらには地域との絆をより多くの皆様に知っていただきたく、このたびクラウドファンディングにおいて、総工費3,400万円のうち300万円を皆様からの浄財より募ることを決意しました。
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- もともとあった稲荷神社は明和6(1769)年、久伊豆神社は元禄17(1704)年と、それぞれ江戸時代から続く由緒ある地域の神社が、明治4年に合わさって大間野三社大神社となりました。当社は大間野町の地域の神様として、また五穀豊穣(さまざまな作物の豊かな実り)の神様として大切にされてきました。さらに本殿のとなりにある天神社は菅原道真公をおまつりし、学問の神様として親しまれています。
- ご参考に、戦後の神社調査の際に撮影された御神宝の写真をご覧ください(現在は公開していません)。
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- 明和6(1769)年伏見稲荷神社から拝受した証文
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- 元禄17(1704)年光福寺の別当より納められた金幣
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- 厳島神社の弁財天座像及びその眷属十五童子像
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- 本殿となりの天神社と菅原道真像
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地域とのつながり
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- 三社様のお祭りは年に3度行われますが、中でも3月1日の初午祭は、もともとの稲荷神社のおまつりが現代に残るものです。今では、神事の際に役員が参列するのみですが、かつては地域の人々が多く集まりました。その後の直会(なおらい)では、大間野の各地区の近況を話し合ったり、お互いの体調を気遣ったりと、昔ながらの情報交換をしています。決して長い時間ではありませんが、地域の絆が大切だと実感できる代えがたい時間をみんなで共有しています。
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- 現在の初午祭の様子
- 片側2車線の国道4号線が、境内の目の前を通っていることにより、昔からの大間野町が分かりにくくなっています。しかし、大間野三社大神社の歴史をひもとけば、国道の反対側にある光福寺が別当であったことなどから、地域の歴史として理解できます。
- 昔は、夏休みに相撲大会が開かれ、大人から子供までが集って、楽しいひと時を過ごしていました。
人々が神社につどい、楽しく語り合うとともに、地域の発展や家族の幸せを祈ってきた伝統を後世へと引き継いでいけるよう、さらには地域コミュニティーによる相互扶助の一端を担うべく、皆様からの格別のご支援とご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。 -
- 昭和初期の相撲大会の様子
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応援メッセージをいただきました!
- 三社大神社は300年以上前から氏子の皆様を中心に、地元住民が地域の安寧を願う場として永らく大切にしてきた神社です。
地域の絆だけでなく、大間野村鎮守久伊豆神社、稲荷神社、厳島神社の3つの神社を祭る歴史的にも貴重な存在となっています。
私も幼少期に友人と境内で遊んだ記憶があり、大切な場所となっていますが、その神社も近年、配電などの老朽化が進み改修の必要が出て参りました。しかしながら、改修には多額の費用がかかり、地域の力だけでは難しい状況にあり、このたび氏子の皆様がクラウドファンディングを行う運びとなりました。
ぜひ、この歴史ある三社大神社の保全のため、皆様のお力添えをお願い申し上げます。
越谷市議会議員 浅古たかし -
リターンについて
- 大間野三社大神社の御札と御朱印、本プロジェクトのために作成した三社大神社に祀られている「トヨウケビメ」をモチーフにしたキャラクター「トヨウケビメの巫女」をあしらったクリアファイルをお届けします。
- なお、10,000円以上の支援をしていただいた方には拝殿改修後、境内に設置する看板にお名前を書き入れさせていただきます。ご希望の方は購入時のアンケート欄で「希望する」をご選択ください。
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限定クリアファイル
- トヨウケビメの巫女
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- お転婆な巫女だが三社大神社の宣伝担当として、神社再建に向けて日々奮闘中。
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御札
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- ※御札はイメージです。実際にお届けするものとデザインが変わる可能性がございます。
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御朱印
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- ●紙袋(画像左):縦224ml、横幅147ml
●御朱印(画像右):縦155ml、横幅106ml