- ※リターンに「モリンガクッキー」を追加しました!!(2/3 18:15)
※新着情報に、モリンガジェラート試食会の感想を載せました。(1/27 10:51) -
- [葉を収穫した後のモリンガの木]
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ご挨拶
- はじめまして。
合同会社いろどり 代表の野島康子(のじま やすこ)と申します。
私は旧入間郡の農家に生まれ、常に野菜が身近にある環境で育ちました。
40年間、埼玉県内で幼児教育に従事したのち、2015年に当社を設立しました。
当社は設立以来、業界でまだ確立されていなかった”野菜の乾燥加工”に力を入れており、地場野菜を使った加工食品の開発・商品化を進めて参りました。 -
- [地場野菜の乾燥作業の様子]
- 前職の幼稚園教諭時代からモットーとしている「子どもたちを笑顔に、元気に」、そして「地域の食材を大切に」という理念のもと、地域の農家さんの支援にもつながるよう規格外の地場野菜を積極的に活用し、子どもたちにも喜ばれるお菓子やジェラートを販売しています。
その一方で、4年ほど前から、モリンガという植物の栽培と研究を行っています。
スーパーフードとして(世界の一部では)注目されつつあるモリンガですが、日本ではまだ知名度が低いのが現状です。 -
みなさんは、モリンガをご存じでしょうか?
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モリンガとの出会い
- 会社設立3年目のあるとき、とある勉強会でお会いした方から話を聞き、モリンガという植物の存在を知りました。
調べてみると、インドやフィリピン等では昔から当たり前のように食べられており、その栄養価が高く評価されていると分かりました。
この植物をもっと知りたいと思い、すぐに種を購入し、畑で栽培をはじめました。
知れば知るほどモリンガに魅了され、この植物をもっと世の中に広めること、そしてモリンガを使って子どもたちに喜ばれる食品、子供たちを元気にする・笑顔にする食品をつくることが私の目標になりました。 -
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モリンガとは?
- モリンガは、北インド地方やアフリカを原産とする、ワサビノキ科の植物です。
インドの伝統医学に”約300もの症状を予防する薬効性がある”と記されているほどで、原産地では古来より良薬として、また美容・健康のために重宝されてきました。
あのクレオパトラが愛用していたという説もあるそうです。
栄養源として鞘を茹でて食べたり、葉は免疫力を上げるためのハーブティーにして飲んだり、スープに入れたり。根は薬やスパイスとして使用されたり。
根っこから葉の先まで使用でき、全てに高い薬効性があることから「奇跡の木」「薬箱の木」とも呼ばれ親しまれている植物です。 -
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モリンガのここがスゴイ!
- そんな奇跡の木・モリンガですが、特筆すべきはその栄養価の高さです。
ビタミンやミネラル、アミノ酸など90種類以上の栄養素がバランスよく豊富に含まれているため、スーパーフードとして世界から注目されています。
「地球上の可食植物で最も栄養価が高い」とする研究もあります。
子どもの成長にも欠かせないアミノ酸のうち、体内で十分に生成できず食物から摂取しなければならないものを”必須アミノ酸”と言いますが、モリンガは「9種類の必須アミノ酸が全て含まれる唯一の植物」とも言われています。
フィリピンなどでは、妊婦さんも、赤ちゃんに母乳を飲ませるお母さんも、栄養をつけるため当たり前のように摂取していると言います。
その栄養価の高さは世界的にも認められ、国際連合食糧農業機関(FAO)や世界保健機関(WHO)も子どもの栄養不足解消のために推奨しているほどです。 -
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モリンガを広めるために~モリンガラボでの研究~
- 栄養価の高さはすでに認められているモリンガですが、様々な機能性も期待されており、
【免疫向上、視力向上、コレステロール低下、消化・代謝の促進、抗酸化、認知機能向上】などの研究が進められています。
国内でまだ知名度の低いモリンガも、より幅広い活用方法や機能性を実証できればもっと注目が集まる。
そして当社独自の乾燥加工・粉末加工技術を活かして商品開発をすれば、より多くの人々に届けられる。
そう考え、『モリンガラボ』を立ち上げ研究を始めました。
日本は原産地域と気候が異なるため、栽培方法も試行錯誤が続いていますが、埼玉の地とモリンガの相性もだんだんと分かってきました。
機能性については、実際に「便通が良くなった」という報告を受けていることもあり、モリンガに「便秘解消」の効能があることを立証しようと研究を進めています。
今では大学院などの研究機関とも共同研究を行っており、私たちの研究は分野を問わず、モリンガに携わる国内の関係者の間で徐々に広まりつつあります。
ちなみに、熊本県の『天草モリンガファーム』が、「ストレスの緩和」「血圧の上昇を抑える」効果で、日本で初めてモリンガの機能性表示食品の認証を取得しています。
今後、このような研究は積極的に進められていくだろうと思います。 -
- [研究機関のボランティアの皆さんによるモリンガ収穫の様子]
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このプロジェクトで実現したいこと
- 当社の取組みを発信することで、1人でも多くの方にモリンガの魅力を知ってもらいたい、そして皆さまに今後の商品開発や栽培方法・効能の研究を見守っていただきたい(応援していただきたい)と思い、IBUSHIGINでのプロジェクト実施を決めました。
私は、モリンガを活用した商品開発の最終目標を、「栄養たっぷりのモリンガ食品を、美味しく手軽に食べられる状態で、世界の子どもたちに届けること」としています。
例えば、栄養たっぷりで保存も効く”モリンガビスケット”を作ることができたとして、「この美味しいお菓子を1つ食べたら、今日も元気でいられる」と言う子どもたちの明るい笑顔が世界中で見られたら、こんなに嬉しいことはありません。 -
- おかげさまで、多くの方々にご賛同・ご協力いただき、モリンガを広めるため、モリンガの活用を進めるための活動ができております。
ですが研究を続けていくためには、資金が必要となりますし、モリンガがもっと注目されるようになってほしいと思っています。
今回のクラウドファンディングでは、応援してくださる皆さまからのご支援金の一部を、今後の研究開発に使わせていただきます。
リターンには、現時点で商品化できているモリンガ食品をご用意しました。
是非、食べてみてください。そして是非、ご感想やご意見をお寄せください。今後の商品開発に活かしたいと思います。 -
リターンについて
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テーマは「モリンガのスイーツ化」
- モリンガは子ども向けに推奨されていますが、モリンガを使った食品は、サプリメントなど、健康を気にする大人向けの商品が中心となっています。
また、”ワサビノキ科”なので、「ピリッとくる」風味が特徴です。
当社では、たくさんの子どもたちに食べてほしい一心で、甘くて食べやすいモリンガスイーツを商品化しました。
どれも「最初は甘くて、最後にちょっとピリッとする」感じです。
それぞれのスイーツにはモリンガの茶葉、パウダーを使用しています。
野菜の乾燥・粉末加工にノウハウをもつ、当社ならではのモリンガ食品ができたと思っています。 - ※リターンの発送は、2023年4月下旬以降を予定しております。
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① モリンガジェラート(冷凍)
- 狭山の里芋や所沢の人参などを使った「おやさいジェラート」を販売している当社。
その製造を委託しているジェラートマリノさん(熊谷市)に、モリンガジェラートの商品化をお願いしました。
実はモリンガでのジェラート(アイス)作りは、配合量の調整が非常に難しく、他社が商品化に失敗・断念している事例も聞いています。
モリンガラボでの研究を重ねた当社は、ジェラートマリノさんのご協力もあり、ついに最適な配合量を見つけました!待望の商品化です。
ちょうど暖かくなってくる頃にお届けとなりますので、ひんやり美味しいジェラートをお楽しみください。 -
② モリンガシフォンケーキ(冷凍)
- おやつ感覚で手軽に食べてほしい。
食べたいときに食べたい分だけ、食べてほしい。
そんな想いから、冷凍のスイーツ製造を得意とする全菓さん(所沢市)にお願いし、ケーキを商品化しました!
自然解凍でも、食べる頃にはふわっふわのケーキに。
モリンガパウダーをふんだんに使っています。
(写真は2月1日の埼玉県農商工連携フェアでご来場者に試食いただいたサンプルです)
(リターン品は写真と異なる可能性があります) -
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③ モリンガロールケーキ(冷凍)
- 同じく全菓さんにて製造。
スポンジ部分にモリンガの茶葉とパウダーを練り込んだロールケーキです。
(写真は2月1日時点のサンプルです。これがロールケーキ2本文の長さになる予定です。リターン品は写真と異なる可能性があります) -
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④ モリンガクッキー ※2/3追加
- こちらも全菓さんで製造。
サクサクの食感と甘さの中にほんのり香るモリンガの風味が特徴です。 -
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⑤ モリンガ茶
- 甘くなくていいから、モリンガ本来の風味や雰囲気を味わいたい。
そんな方向けに、お茶もご用意しました。こちらは自社製造です。
モリンガの効能を期待するのであれば、お茶で飲むのが一番です。
ティーバッグをひとつひとつパック詰めしていますので、お手軽にお楽しみいただけます。
疲れて帰ってきた時や、ちょっとしたリラックスタイムにどうぞ。 -
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応援メッセージ
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当社設立以前からの経営アドバイザー タシテン株式会社 代表取締役 吉田 匡 様
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- 野島さんが合同会社いろどりを設立をする以前からご支援させていただいているタシテン株式会社の吉田と申します。
会社設立当初のさといもピザ、さといも団子の開発、そこから派生した野菜・果物の乾燥・粉末製造、更には乾燥・粉末の野菜・果物を使った商品開発と常に新たものにチャレンジして来られました。
今回新たに「モリンガ」に注目され、出展している様々な商品の開発に至りました。
モリンガ自体は実際には特段目新しいものではありません。これまでも数々の企業が販売を試みています。
しかしながらこれまでとの大きな違いは、ケーキ、クッキー、お茶と言った身近な商品にモリンガを使用している点にあります。
今後更に研究開発を重ね、より効率的にモリンガの栄養素を摂取でき、尚且つより美味しいものをお届けできるような形を如何に作るかがモリンガ普及の鍵となります。
今回出展している商品をお楽しみいただきながら、今後のモリンガの普及に向けご協力いただければ幸いです。
宜しくお願いします。 -
モリンガラボの共同発起人 関根 沙織 様(株式会社アダムジャパン 取締役)
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- 起業家育成施設・さやまインキュベーションセンター21にて、野島さんと「さやまモリンガラボ」を立ち上げ、2年間、モリンガの共同研究をしていた関根沙織と申します。
野島さんとの関わりは、弊社の韓国事業の助言をしていただいたことがきっかけでした。
野島さんは合同会社いろどりでの事業のほか、狭山市の姉妹都市・韓国の統営市の名誉市民として、文化の交流と産業の推進活動をされています。
野島さんの「食で子どもたちを元気にしたい」という想いと、その為にモリンガという植物の研究に、未知の世界に挑戦している情熱に感銘を受けたことを覚えています。
さらには「さやまモリンガラボ」での研究をご自分が経営する合同会社いろどりで引継ぎ、目的達成のために努力を惜しまない姿勢。私も喜んで支援をさせて頂きます。 -
「彩の国マルシェ」で連携している NPO法人 彩の国地域活性化協会 代表理事 佐々木 様
- 埼玉県産品の6次商品化に向けて持続的に生産者を支援する、NPO法人 彩の国活性化協会 理事長の佐々木と申します。
合同会社いろどりの野島さんには、当協会のフードディベロップメントリサーチャーとして、地域の"食"の発展のため、深く携わっていただいております。
当協会は、亜熱帯で生育するモリンガを所沢市で生産し、6次化に向けた取り組みをアグレッシブに推進する合同会社いろどりを積極的に支援し続けます。
皆さまも是非、同社の取組みへのご支援をお願いいたします。 -
モリンガジェラートの共同開発者 有限会社ジェラートマリノ 代表 池田 順也 様
- リターン品のジェラートの製造を受託している有限会社ジェラートマリノの池田と申します。
未来へ羽ばたく子供たちの為に、前向きに挑戦し続ける野島さんの姿勢に賛同し、以前より協力させていただいております。
合同会社いろどりの「おやさいジェラート」シリーズは、当社で製造しております。
モリンガジェラートも美味しく出来上がりましたので、皆さまに食べていただきたいです。 -
モリンガケーキの共同開発者 株式会社全菓 代表取締役 豊田 雅之 様
- リターン品のシフォンケーキ、ロールケーキの製造を受託している株式会社全菓の豊田と申します。
合同会社いろどりの野島さんとは、狭山ビジネスサポートという組織のスタッフさんからの紹介で知り合い、同じ所沢エリアを拠点とする経営者として情報交換をさせていただいておりました。
普段から野島さんの人柄の良さやお考えには感服しておりましたので、この度モリンガを使ったスイーツの商品化の打診を受け、二つ返事で引き受けました。
私もモリンガという植物は聞いたことがなかったので、面白い企画になると感じましたし、美味しいモリンガスイーツをつくり、野島さんの取組みに少しでも協力できればと思い、製造に取り掛かりました。
すでに形にはなっていますが、より美味しいケーキに仕上げるべく、皆さまにお届けするまでに試作を繰り返して参りますので、是非ともご賞味ください。 -
さらなるモリンガ普及に向けて
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モリンガの適切な摂取量の研究
- モリンガが普及した際に子どもたちの過剰摂取を予防できるよう、適切な摂取量について研究を進めていきたいと思っています。身体に良いものも摂りすぎはNGです。
今回のリターンとしてご用意した商品において、モリンガの含有量は限定的なものです。
皆さまにモリンガを知ってもらうきっかけとして、まずは食べやすさを優先した商品化となりました。
今後はモリンガの分量を高めながら、美味しくもある商品を開発し、「栄養たっぷりのモリンガ食品」をたくさんの子どもたちに食べてもらいたいです。 -
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循環型農業のツールに~モリンガチップ~
- 暑さに強く寒さに弱いモリンガは、(沖縄を除き)日本の冬を越せず、毎年11月に枯れてしまいます。
モリンガは枝や幹や根などにも栄養素が含まれていますが、枯れるとほとんどがゴミとして処分されてきました。
そうであれば、弊社の乾燥加工・粉末加工技術を用いることで、さらなる可能性を引き出せると考え、枯れた木を用いてチップを生成する研究を進めています。
栄養素をたっぷり含んだモリンガチップは、モリンガの栽培はもちろん、他の野菜を栽培する際の肥料や、家畜の飼料として幅広く大活躍するでしょう。
それは、当社が設立当初から重視している「農家さんの支援」にもつながるものです。
種をまき、葉を収穫し、枯れたら枝や幹や根を再活用し、また種をまく。
モリンガによる循環型農業を、ここ埼玉で実現できると考えています。 -
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代表・野島康子 プロフィール
- 1947年 埼玉県川越市(旧入間郡福原村)に生まれる。
実家は農業を営んでおり、幼い頃から「入間ごぼう」の千切りを手伝う。
学卒後、狭山市の職員として40年間、幼児教育に従事。
入曽幼稚園 園長を最後に60歳で定年退職。
退職後2年間は夫と旅行を楽しむ日々を送った。
ある日、夫が突然この世を去り、生きる糧を失う。
精神的ダメージが続いたまま5年の歳月が流れるが、医師や周囲の支えもあり、一念発起。
恩返しの人生を歩んでいく決意をする。
たまたま目にした「所沢グルメ王座決定戦」のポスター。
地場産の里芋を使ったピザ・『所沢の彩り』で応募したところ、ノミネート。
イベント当日の販売ブースには長蛇の列、700枚のピザが即完売。
大好評をうけ、翌年、「地場産里芋ピザ」商品化の道へ。
所沢市ビジネスプランコンペで優秀賞を受賞。
中小企業庁の「創業第二創業補助金」も採択され、補助金250万円を受けて事業をスタート。
68歳にして合同会社いろどり設立となる。
イベントにて里芋ピザの販売を行う傍ら、創業当初より野菜の粉末加工・乾燥加工の研究に没頭。
地元の農家を支援すべく、規格外野菜の活用方法を提案。
地場野菜を使ったジェラートなど、これまでに様々な加工食品を商品化。
現在は、モリンガを使用した食品で世界中の子どもたちを笑顔にすることをゴールに掲げ、モリンガの普及と研究開発に邁進中。 -