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- はじめまして。
行田市に本社を置く株式会社武蔵野ユニフォームの小松です。「IBUSHIGIN」オープン、誠におめでとうございます。
私たちは国内外で『行田足袋』の販売を行っています。皆さまに改めて『足袋の魅力』を知ってもらい、私たちが日頃から行っている足袋の魅力発信の取組について応援してもらいたいという思いから、「IBUSHIGIN」にてクラウドファンディングに挑戦します!!
※14センチから30センチまで
1センチ単位でご用意
今回のプロジェクトのリターンとして、熊谷市の伝統工芸品である「熊谷染め」用の型紙から起こしたデザインを生地に使用した足袋を「IBUSHIGIN」で先行販売致します!
洗練された行田足袋に、より一層磨きをかけ、まさに「いぶし銀」のような足袋に仕上げます。
是非、応援よろしくお願いします!
それでは、本編に入ります。 -
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- 行田市は足袋の生産が国内一位で、特産品にもなっています。
利根川と荒川という二大河川に挟まれた行田は豊富な水と気象条件が揃っていたことから、綿花や藍の栽培・綿布の製造が盛んにおこなわれ、これを原料とした足袋が作られるようになりました。 -
- 生地には木綿、足袋の履き口についているこはぜには真鍮(しんちゅう)やアルミが使われています。足袋は和装には欠かせないアイテムなので、靴下が普及している現代でも需要のあるものとなっています。
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- 江戸時代の中ごろから足袋の生産が始められ、『行田町絵図』に3件ほどの足袋屋が描かれています。江戸時代の五街道の一つ、中山道が通っていたりしたことを理由に、足袋生産が盛んになっていき、時代とともに生産規模も大きくなり、今では「足袋といえば行田」といわれるほどに成長しました。
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- 当時はひと針ずつ手作業で縫い付けていたため、とても手間のかかった行田足袋ですが、下級武士や農家の女性も生産に携わっており、今の埼玉県行田市を治めていた忍藩(おしはん)の藩主も足袋作りを奨励したと言われています。
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- 江戸時代中ごろからその後100年ほどで、さらに足袋は普及していき足袋商人は東北地方や北海道にまで販売の範囲を広げました。
明治時代に入ると、足袋生産にミシンが導入されるようになり、生産量はさらに増加し、日露戦争の好景気もあいまって足袋工場がたくさん立ち上がりました。 -
- 大正時代には織布業や染色業、ミシン屋など、足袋生産に関わる産業が行田市内で発展し、行田市全体が「足袋作りの町」として栄えるようになりました。
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- 現代では靴下の普及により昔ほどの足袋需要はなくなりましたが、日本の文化である和装に欠かせないアイテムとして、国内外へ向けて生産が続けられています。
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- 足袋が行田で伝統工芸品である由縁について知っていただきましたが、着物のシーンだけではなく、普段使いしてもらいたい理由があるんです。
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- 足袋と聞くと
『職人さんが履いているもの』『着物の時にしか履かないもの』と思われがちですが、じつはたくさんの魅力があります。
その魅力を知っていただけるときっと大切な方にプレゼントしてみようと思っていただけることでしょう。 -
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- 足袋は親指とその他の指が分かれています。
履くと足の指で地面をつかむことができ、しっかりと足の指まで力を入れる機会が増えることから、足の筋力の向上につながるとともに、体がぽかぽかするのはもちろんのこと、足がぱんぱんになることを防ぐ一助となります。
足袋の形は下駄や草履と関係が深く、実は足首と骨盤は繋がっています。
下駄や草履の鼻緒の位置が真ん中にあり、鼻緒を足指で挟むことで指の運動になり、体のバランスを整えるサポートができますが、”雪駄・下駄文化”から”靴文化”になったことが、腰が弱くなった一因とも言われています。 -
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- 末端冷え性の方や血流の改善をしたい方は是非履いてみてください。足の指の間にある「八風(はちふう)」と呼ばれる冷え改善のツボを刺激し、その効果で血行も促進されると言われています。
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- 手首、足首、首筋などの「首」がつく箇所は冷やさないようにと、昔から言われています。特に、足首近くの三陰交(さんいんこう)というツボが生殖器とつながりが深いようで、足首を冷やす=子宮を冷やしているようなものだそうです。
女性はもちろん、特に妊婦さんにも足袋は良いと言われています。 -
- 私たちはポップな柄の足袋など、既存の概念にとらわれない斬新なデザインを取り入れ、普段でも履きこなせるファッション性のある商品としての足袋である、「SAMURAITABI」ブランドを立ち上げました。
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- デザイン性の高い足袋は和装以外にもジーンズやカジュアルファッション等の好きなファッションに合わせることができます!
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足袋で日常を彩るパリジェンヌの様子 -
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足袋を活用したトータルコーディネートを競うコンテストを日本にとどまらず海外でも開催しております。 -
- 「行田足袋コレ2019 in PARIS」開催の様子
JAPAN EXPO 2019 SAKURAステージにて -
- 東京・上野恩賜公園にて足袋の認知度を広げるためのファッションコンテスト「サムライ足袋コレ2019」をステージで開催
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台湾やフランスにてポップアップストアを定期的に出展しています。 -
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- 海外だけでなく、私たちは国内でも様々なコンテンツとコラボすることにり、積極的に足袋の魅力発信をおこなっています。
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【藍染め足袋~蒼天の龍 NHK大河ドラマ「青天を衝け」公式足袋】 -
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- 手染めの本藍染めの生地を使っています。使い続けるほど風合いが豊かになります。藍染めと行田足袋という、伝統工芸の組み合わせになっています。
デザインは、履いた人の運や商いがさらに上向きになってほしいという願いを込めて、「上り龍」となっています。2021年のNHK大河ドラマ公式足袋です。 -
【埼玉県制150周年コラボ足袋】 -
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- 埼玉県制150周年記念の埼玉県公式足袋。150周年のロゴマークに使われている色を、ハチの巣状に散りばめたデザイン。足元をカラフルに表現できます。
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【ヨガ足袋】 -
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- この足袋は、全米ヨガアライアンスRYT200認定インストラクターが監修のおしゃれにヨガを楽しむとともに、リラックス効果を高めることも期待できる足袋です。ヨガは裸足で行うことが多いが「足袋の形状が親指とその他の指が分かれているため、指の付け根が適度な刺激を受ける」と期待して開発しました。
絵柄は右足が太陽、左足が月をイメージ。ヨガでは、右半身が太陽の気道、左半身が月の気道になっていることに由来する。内側は般若心経をプリントした生地を使用。底には滑り止め加工を施すほか、一般的な足袋とは異なり足首の無いタイプで、留め具のコハゼを無くすなど、機能性にもこだわっています。 -
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- この度、行田市の伝統工芸品である「足袋」は、「友禅(手描き)」や「小紋」で知られる熊谷市の伝統工芸品である「熊谷染め」の型紙から起こしたデザインとコラボ致します。
※「友禅(手書き)」
友禅とは、色彩豊かで精緻な模様を特徴とするのが友禅染です。技法の違いから、手描き友禅と型友禅の二つに大別され、現在、熊谷の友禅というと手書き友禅を指します。
※「小紋」
小紋とは、型染染色の一つで、文様が細密なことから大紋・中紋に対して生まれた名称です。
【参考:熊谷デジタルミュージアムより】 -
- 熊谷染用の型紙を使用してデザインされた模様を、足袋にプリントしました。
着物と合わせるのもよし
靴下代わりに靴やサンダルに合わせるのもよし
普段使いに最適なデザイン性です -
リターンに2種類のデザインをご用意
- 【和モダン】
伝統的な熊谷染め型紙から数種類の柄を取り合わせて、和モダンなテイストに会う色合いに仕上げています。デニムなどの洋装にもよく合います。 -
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- 【花柄】
伝統的な熊谷染め型紙の柄の中から、優しさを感じさせる柄を選び、色合いも優しくしています。洋装はもちろん、和装でも足元を優しく目立たせます。 -
- ※画像はイメージです
- 今回、「IBUSHIGIN」にて先行販売致します!!
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- 【商品について】
日本国内の足袋生産量80%をほこる「埼玉県行田市」の足袋職人が、一足づつハンドメイドしています。職人が、ひとつひとつ心を込めてお作りしていますので、到着までお時間を頂戴しております。
※子どもサイズも取り揃えています
(取扱いサイズ・・・14cm~30cm)
【お手入れ方法】
足袋は自宅の洗濯機でもお手入れ可能ですが、生地やかたちを損ねないように手洗いするのがおすすめです。干すときはかたちを整え、日陰で干しましょう。履いているうちに自然とシワは伸びますが、気になる場合はアイロンがけをしても大丈夫です。底の汚れには硬すぎないブラシで対応しましょう。強くこすると生地を傷める可能性があるので注意してください。 -
- 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
足袋を履くと、ソールが薄すぎず厚すぎず、程よい硬さなので、“かかと”からではなく“つま先”から着地するようになります。つま先でご自身の体重を受けるには、ふくらはぎの筋肉が必要なので、ふくらはぎがパンパンになることを防ぐ一助として、日常に足袋を取り入れてみませんか?
お仕事柄、革靴やヒールを履かなければならない方も多いと思いますが、ぜひご自宅で足袋を履いてみてはいかがでしょうか?お休みの日などには、足袋のままスニーカーや革靴を履いてお出かけすることも可能です。 -
- 体をサポートする機能性、日常に溶け込むデザイン性を兼ね備えた『新しい足袋』が誕生しました。伝統工芸品をより広く発信する私たちの取組みを応援していただけると幸いです。
これからも様々なコンテンツとコラボを行い、皆さまに足袋の魅力を発信してまいります。 -
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